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2021.03.23
不動産コラム
マンション経営をされている方で、老朽化対策についてお困りの方はいませんか。
マンションの老朽化は空室率にも関わるため、老朽化対策は非常に重要です。
しかし、どのような対策をすれば良いのかわからないという方もいらっしゃると思います。
そのため、本記事ではマンションの老朽化対策についてご紹介します。
□老朽化による影響とは?
老朽化対策についてご紹介する前に、まずは老朽化することによる影響についてご紹介します。
ここでは、老朽化による影響として4つご紹介します。
1つ目は、ひび割れや設備不良などが発生することです。
老朽化が進んでしまうと以下のようなトラブルが発生します。
・ひび割れ
・雨漏り
・排水に問題が起こる
2つ目は、資産価値が下落することです。
建物は基本的に築年数が経つごとに資産価値が落ちていきます。
老朽化はその下落を助長させるものであり、築10年程度であっても当初の3分の2の資産価値にまで下がってしまうこともあります。
3つ目は、耐震性が低くなることです。
老朽化することで建物自体の耐震性が悪くなり、耐震基準を満たさなくなってしまうことがあります。
また、築年数の古いマンションであれば、現行の耐震基準を満たしていないこともあるため注意する必要があります。
4つ目は、空室リスクが高くなることです。
老朽化したマンションは安全性や建物の雰囲気が良くないと判断されることが多いため、空室リスクが高くなりやすいです。
□老朽化対策をご紹介!
ここからは、3つの老朽化対策についてご紹介します。
1つ目は、大規模な修繕を行うことです。
鉄筋はコンクリートの強アルカリ性によって守られているため、錆びにくい状態にありますが、経年劣化によって雨などが浸入すると錆びやすくなってしまいます。
そのため、10〜10数年毎に経年劣化を防ぐ大規模な修繕を行う必要があります。
2つ目は、建て替えです。
大規模な修繕でも老朽化が止められない場合は、建て替えをする必要があります。
建て替えをすることで、建物を一新できるため、入居率の上昇も期待できます。
しかし、建て替えには莫大な資金が必要なほか、法的にも厳しい条件が課せられているため、専門家と相談することをおすすめします。
3つ目は、区分所有権の解消です。
これは、大規模な修繕や建て替えも実現できない場合の最終手段として設けられた制度であり、区分所有者の5分の4の賛成によってマンションを事業者に丸ごと売却できるという制度です。
しかし、この制度も耐震基準などの条件があることや、買取先が見つかりにくいことなどから容易にできるものではないため注意してください。
□まとめ
本記事ではマンションの老朽化対策についてご紹介しました。
老朽化したマンションを所有されている方は、早めの対策を行いましょう。
また、当社は米子市で不動産会社として活動しているため、お困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。
2021.03.19
不動産コラム
「アパート経営の節税効果はどのくらいなのだろう」
米子市でアパート経営をお考えの方で、このようなお悩みをお持ちの方はいませんか。
アパート経営に興味をお持ちの方の多くは、節税効果にも魅力を感じているのではないでしょうか。
そこで今回は、アパート経営の節税効果と節税を行う方法をご紹介します。
□アパート経営による節税効果とは?
ここでは、アパート経営による節税効果についてご紹介します。
*所得税と住民税
アパート経営の経費を漏れなく計上することで、所得税の支払額を抑えられます。
所得税の節税効果は所得が多いほど大きくなりますが、そうでない場合でも必要経費による所得の軽減や損益通算することによって、所得税を極力抑えられます。
また、住民税は所得税の金額と連動して決定されます。
住民税は一律で決められており、損益通算することで軽減されて還付されます。
*固定資産税と都市計画税
更地にアパートを建てることで、「住宅用地の特例」という優遇措置を受けられ、土地に課せられる固定資産税は6分の1に、都市計画税は3分の1に軽減されます。
*相続税と贈与税
土地の評価額が約70%から80%程度であるのに対して、建物の評価額は約30%から70%程度です。
そのため、更地を相続するよりも建物を相続した方が相続税を抑えられるのです。
また、相続税による節税よりも贈与税優遇を受けた方が税金の負担を抑えられるため、ぜひ参考にしてみてください。
□アパート経営で賢く節税を行うには?
ここからは、アパート経営で賢く節税を行う方法を4つご紹介します。
1つ目は、減価償却費を最大限活用することです。
減価償却は、建物付帯設備についても設備の種類ごとに定められています。
漏れのないように計上しましょう。
2つ目は、経費化できるものは証明書を取っておくことです。
アパート経営にはさまざまな経費がかかります。
その経費は収益から差し引くことができ、確定申告の際に必要となるため、経費の証明となる書類は忘れずに取っておきましょう。
3つ目は、青色申告を活用することです。
部屋数が10室以上ある場合は、青色申告を選択できます。
黒字の場合は65万円の控除額があるため、節税に有利でしょう。
4つ目は、節税にとらわれないことです。
アパート経営は節税に役立ちますが、節税ばかりに気を取られず、収益拡大に目を向けるのもおすすめです。
□まとめ
今回は、アパート経営による節税効果と節税を賢く行う方法をご紹介しました。
節税効果を魅力的に感じて賃貸経営を検討している場合は、デメリットやリスクもしっかりと考慮するようにしましょう。
当社では、賃貸物件の経営や管理のサポートをさせていただいております。
何かお困りの際は、お気軽にお問い合わせください。
2021.03.15
不動産コラム
皆さんは、アパート経営とマンション経営の違いをご存じでしょうか。
実際にこれらの経営に携わったことがない場合、どちらも同じと考える方が多いでしょう。
しかし、この2つには明確な違いがあります。
そこで今回は、アパート経営とマンション経営の違いをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
□アパート経営とは?
賃貸経営を検討するにあたって、まず知っておきたいのは、「アパートとマンションでは経営の仕方が異なるのかどうか」ではないでしょうか。
そこでまずは、アパート経営についてご紹介します。
アパート経営は、基本的に建物1棟を取り扱う経営の仕方です。
これを聞くと、ハードルが高いように感じる方は少なくないでしょう。
しかし、さまざまなケースやプランがあるため、一概に難しいとは言い切れません。
方法によっては、だれでも視野に入れられる不動産投資なのです。
まずは簡単な方法から始め、十分な資金が得られるようになってきたら、アパート経営に挑戦するのも良いかもしれません。
□マンション経営とは?
次に、マンション経営についてご紹介します。
マンションとは、鉄筋コンクリート造の集合住宅のことです。
基本的にマンションは、分譲であれば住宅用、投資用を問わず、一部屋のみの区分所有も行えます。
そのため、マンション経営を始める方法は、アパート経営よりも選択肢が多いと言えるでしょう。
マンション経営を始める方法は以下の5通りです。
相続によってマンションを引き継ぐケースもありますが、条件がさまざまなので今回の記事では割愛させていただきます。
・所有している土地にマンションを新しく建てて賃貸する
・中古マンションを土地ごと購入して賃貸する
・土地を購入してマンションを新しく建てて賃貸する
・区分所有できる新築マンションを一部屋または何部屋か購入して賃貸する
・区分所有できる中古マンションを一部屋または何部屋か購入して賃貸する
また、一部屋を購入し、それを賃貸することから始めるのも良いでしょう。
余裕が出てきてから部屋数を増やせば良いので、自由度の高い方法です。
建物1棟を所有するよりも手軽に投資できるため、人気のある不動産投資の方法の一つと言えるでしょう。
□まとめ
今回の記事では、米子市で賃貸経営をお考えの方に向けて、アパート経営とマンション経営の違いをご紹介しました。
賃貸経営は一般の人には難しいとお考えの方も多いと思いますが、方法によっては挑戦できます。
当社では、経営サポートもしておりますので、賃貸物件に関する不安やお悩みは何でもご相談ください。
2021.03.11
不動産コラム
米子市で賃貸経営をお考えの方はいませんか。
賃貸経営には、利益を得られる可能性とともに、ある程度のリスクも存在します。
今回の記事では、賃貸経営の最大のリスクと、入居者探しのテクニックをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
□賃貸経営の最大のリスクとは?
賃貸経営における最大のリスクは、何と言っても「空室リスク」ではないでしょうか。
賃貸経営で得られる利益は2種類あり、家賃収入であるインカムゲインと、売却収入であるキャピタルゲインに分けられます。
安定して収入を得たい場合は、インカムゲインを増やすことが主な目的となるでしょう。
そのためには、空室をなるべく減らし、満室または満室に近い状態で稼働する必要があります。
しかし、地域によって差はあるものの、日本の現在の空室率はおよそ19%です。
空室率がこれだけ高い数値であることに加え、少子高齢化が進んでいることを考慮すると、空室リスクは現代の賃貸経営の最大のリスクと言えるでしょう。
□入居者探しのテクニックをご紹介!
空室リスクを減らすためには、入居者探しが大切ですよね。
しかし、入居者の探し方にお困りの方もいらっしゃるでしょう。
そこで次に、入居者探しのテクニックをご紹介します。
*居室や共用部を清掃する
一見地味な作業に感じるかもしれませんが、物件の清掃は入居者探しのテクニックとして大切なポイントです。
空室期間が長い場合はもちろん、原状回復工事から1週間経過すると少しずつホコリが溜まってきます。
せっかく内見が始まっても、ホコリが溜まっていると印象が悪くなってしまうため、定期的に清掃することがおすすめです。
また、共用部のエントランスや廊下、ゴミ置き場も清潔な状態にしておくと、第一印象が良くなるでしょう。
*設備投資する
設備投資と聞くと、大がかりな印象をお持ちの方も多いでしょう。
しかしそんなことはなく、例えば照明をLEDにしたり、デッドスペースに収納スペースを設けたりと、居室単位で簡単にできる設備投資も多数あります。
このような設備のグレードアップは、入居者探しに効果的です。
*自分流にアレンジする
例えば、アピールポイントにポップをつけて目立たせてみたり、内見した人が持ち帰れる物件のポスターを置いてみたりといった工夫が挙げられます。
男性と女性では内見時に注視する部分が異なるため、いろいろな人の意見を聞いて工夫すると良いかもしれません。
□まとめ
今回の記事では、賃貸経営のリスクと、入居者探しのテクニックをご紹介しました。
ご紹介した入居者探しのテクニックを見て、地味だと感じた方も多いでしょう。
しかし、このテクニックは重要なポイントなのです。
当社であれば、空室対策のための柔軟なご提案が可能です。
空室対策で困った際は、ぜひ当社にお任せください。
2021.03.07
不動産コラム
「賃貸経営にはどんなリスクがあるのだろう」
「賃貸経営で失敗しないためにはどうしたら良いのだろう」
米子市で賃貸経営をお考えの方で、このようなお悩みをお持ちの方はいませんか。
今回の記事では、賃貸経営のリスクと、賃貸経営で失敗を回避するための対策をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
□賃貸経営のリスクとは?
ここでは、賃貸経営の主な10個のリスクをご紹介します。
10個のリスクとは、以下の通りです。
・立地による空室
・経年による空室
・供給過剰による空室
・賃料下落
・借入金返済
・修繕
・家賃滞納
・入居者トラブル
・金利上昇
・オーバーローン
賃貸経営の最大のリスクは何と言っても、空室リスクです。
空室リスクは、他のさまざまなリスクを引き起こす原因にもなります。
そして、この空室リスクにもいくつかの原因がありますが、最も大きな要因は立地である場合が多いです。
賃貸経営をする上で、立地は後から変更できない要素です。
そのため、土地の購入から賃貸経営を始める方は、立地だけは妥協しないようにしましょう。
□失敗を回避するための対策をご紹介!
賃貸経営のリスクをご紹介しましたが、それらを回避する対策をご存じでしょうか。
ここからは、賃貸経営の失敗を回避するための主な5つの対策をご紹介します。
1つ目は、空室対策です。
具体的には、適宜修繕を行うことと、家賃の見直しをすることです。
2つ目は、計画的な修繕と老朽化対策です。
むやみに手をつけてしまうと経費だけがかかってしまうので、必要なタイミングをしっかりと見極めましょう。
3つ目は、自然災害対策です。
災害はいつ発生するかわかりません。
そのため、災害が発生した時に備えて、火災保険や地震保険に入っておくようにしましょう。
4つ目は、入居者クレーム対策です。
入居者からのクレームには、可能な限り早めに対応するようにしましょう。
5つ目は、資金計画やシミュレーションです。
賃貸経営は、それなりの初期費用がかかるため、ローンを組んで購入される方がほとんどでしょう。
その場合、前もって資金計画や収益シミュレーションをしておくことが大切です。
□まとめ
今回の記事では、賃貸経営のリスクと、賃貸経営で失敗を回避するための対策についてご紹介しました。
賃貸経営に一定のリスクはつきものなので、適切な対策をして失敗を防ぎましょう。
当社では、賃貸経営のサポートをさせていただいておりますので、何かお困りの際はぜひお気軽にお問い合わせください。
2021.03.03
不動産コラム
アパート経営をしようと考えている方、今実際にされている方はアパート経営のメリットとデメリットはご存じでしょうか。
アパート経営にはメリットもありますが、デメリットもあります。
それらを把握しておくことが、アパート経営の成功における重要な役割を果たします。
そのため、本記事ではそれらについてご紹介します。
□アパート経営のメリットとは
まずはアパート経営のメリットについてご紹介します。
本記事では5つのメリットについて解説します。
1つ目は、長期的な収入を確保できることです。
アパート経営は一棟を購入あるいは建築し管理することで、入居者から家賃収入を得るという収益モデルです。
そのため、入居者がいる限り継続的な収入が得られます。
また、管理会社に委託することで管理の手間もかからず不労所得が得られます。
2つ目は、レバレッジ効果が高いことです。
アパート経営を始める際の資金の大部分は融資を活用できます。
そのため、成功した際には少額の自己資金で大きな利益を得られます。
3つ目は生命保険代わりになることです。
物件購入時に利用するローンを組む際に団体信用生命保険に加入しておくことで、契約者に万一のことがあった際に、以降のローン返済が免除されます。
4つ目は、経済変動に強いことです。
資産形成の方法には金融商品に投資する方法もありますが、金融商品はインフレなどの経済変動に大きく左右されます。
しかし、アパート経営など不動産経営で資産形成をする場合は、収入となる家賃が物価と連動するため、経済変動の影響を受けにくいです。
5つ目は、節税になることです。
利用していない土地を所有されている方は、アパートを建てて活用することで固定資産税が最大で6分の1に、都市計画税が3分の1まで抑えられます。
□アパート経営のデメリットとは
次にアパート経営のデメリットについてご紹介します。
1つ目は空室リスクがあることです。
アパート経営では、部屋を貸し出して賃料をもらうことで収益を生み出しています。
そのため、部屋が空室となってしまうとその分収益が減少します。
2つ目は、金利の変化です。
ローンを組んで不動産投資を行う際に変動金利を選択した場合、数年後に返済額の上昇が起こります。
そのため、返済期間を短く設定するなど対策を講じる必要があります。
3つ目は資産価値の低下です。
地価の下落や築年数の増加によって不動産としての価値が下落する可能性があります。
そのため、どのような立地に建てるか、どのような維持をするかが重要です。
□まとめ
本記事ではアパート経営のメリットとデメリットについてご紹介しました。
本記事でご紹介したことはアパート以外の賃貸経営でも近いことが言えるため、ぜひ参考にしてください。
また当社は米子市にて賃貸経営をサポートさせていただくため、お気軽にご相談ください。
2021.03.03
不動産コラム
賃貸経営をされている方は、一括借り上げという言葉をご存じでしょうか。
一括借り上げとは、経営方式の1つですが、あまりご存じでない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのため、本記事では一括借り上げとはどのような経営方式であるか、そしてどのようなリスクがあるかについてご紹介します。
□一括借り上げとは
一括借り上げとは、所有している不動産を不動産会社に貸し出し、その不動産会社が入居希望者にその不動産を貸すという経営方式です。
そのため、オーナーであるみなさんが入居者と直接契約を結ぶ必要はありません。
また、一括借り上げの特徴として家賃保証があることです。
不動産会社と契約を結ぶため、空室による家賃収入の減少や家賃滞納などのリスクがなく、毎月一定額が家賃として不動産会社から支払われます。
また、入居者に対する対応や、様々な問題に対する対応も基本的に不動産会社が行ってくれることも特徴として挙げられるでしょう。
□一括借り上げのリスクとは
上記の内容から、一括借り上げとはどのような経営方式であるか理解していただけたでしょうか。
では次に、一括借り上げのリスクやデメリットについて解説します。
1つ目は、家賃収入の減少です。
一括借り上げでの契約の場合、契約期間が30年などと設定されていても、新築時の家賃収入を永続的に得られるわけではありません。
一般的には2〜10年ごとに家賃や管理内容を見直す契約となっており、住宅の状態や入居率によって家賃収入が下がる可能性があります。
そのため、住宅ローンを組まれた方は、新築時の収入で返済計画を立てているとその後苦しくなるかもしれません。
2つ目は、中途解約される可能性があることです。
契約更新の際に、家賃収入の減少などに対して応じられなかった場合は契約を解除される可能性があります。
契約を解除された場合は、新たに不動産会社を探すか、ご自身ですべての管理をする必要があります。
3つ目は、不動産会社が倒産してしまうことです。
管理を依頼している不動産会社が倒産してしまうと、入居者に対する敷金返済義務が基本的にオーナーに移行します。
また、入居者と直接契約を結んでいるわけではないため、連絡先がわからないなどことも発生します。
一括借り上げの契約期間は一般的に非常に長い期間となるため、長い期間にわたって安心して資産を任せられる会社であるか、会社選びの際はその会社の規模や財務状況を確認しておきましょう。
□まとめ
本記事では一括借り上げとはどのような経営方式であるか、そしてどのようなリスクがあるのかご紹介しました。
一括借り上げで契約されるかどうかは、メリットと同様リスクなども考慮して考えましょう。
また、当社は米子市で不動産会社として活動しているため、賃貸経営について何かお困りの方はお気軽にご相談ください。
2021.02.27
不動産コラム
アパート経営をされている方は、アパート経営で起きうる失敗をご存じでしょうか。
あまり失敗することを考えたくないという方もいらっしゃるかもしれませんが、よくある失敗について知っておくことで事前に回避できることもあります。
そのため、本記事ではアパート経営で起こりうる失敗についてご紹介します。
□アパート経営で起こりうる失敗とは
みなさんは、アパート経営で起こりうる失敗にはパターンがあることをご存じでしょうか。
失敗の原因は個人個人で違うのではないかとお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、失敗する原因にはある程度のパターンがあります。
そのため、本記事ではその失敗のパターンについてご紹介します。
1つ目は、立地による失敗です。
アパート経営では、そのアパートに需要があるかどうかが大変重要です。
そのため、そもそもアパート需要の少ない土地にアパートを建ててしまうと失敗してしまいます。
しかし、アパート需要が少ない立地であるのにもかかわらず、言葉巧みにそのような土地にアパートを建てるよう誘導する悪質な会社もあるため、注意してください。
2つ目は、建物設計プランの失敗です。
建設費用を抑えようとし過ぎてしまうと、入居者のニーズを満たせず入居者が集まらず失敗してしまいます。
しかし、反対に建物の設備を高価なものにしすぎると、家賃が高過ぎて入居者が集まりません。
3つ目は、管理の失敗です。
最適な物件を建てたとしても、管理が行き届いていない場合は稼働率が上がらず失敗してしまいます。
特にマナー違反を起こす入居者に対する対応をしっかりと行わなければ、質の悪い入居者しか残らなくなってしまい、その後に大きく影響します。
□失敗しないためには
上記ではアパート経営における失敗のパターンについてご紹介しました。
次に、失敗しないための対策についてご紹介します。
1つ目は、地域性や立地に関して徹底的に調査することです。
その地域はどのような人口構成なのか、どのような住宅需要があるか、立地は適しているかなどをしっかりと見極めましょう。
また、机上の数字だけではなく、実際にご自身でその地域に足を運んでみてください。
2つ目は、良い管理会社に管理を依頼することです。
アパート経営が成功するかどうかは、良い管理会社に出会えるかどうかが非常に重要です。
既にアパート経営を始められていて、あまりうまくいっていない方は管理会社を変えるという選択肢も視野に入れましょう。
□まとめ
本記事ではアパート経営で起きうる失敗、失敗しないための対策についてご紹介しました。
本記事でご紹介した以外の理由でも失敗しますし、対策もさまざまなものがあります。
そのため、問題は不動産会社と相談しながら対処していきましょう。
また、当社は米子市で不動産会社として活動しているため、お気軽にご相談ください。
2021.02.23
不動産コラム
賃貸経営をしている方は、住宅をどのように管理されているでしょうか。
様々な管理方法がありますが、どのような管理方式が良いのかわかりませんよね。
本記事では管理委託と一括借り上げについてご紹介します。
どのような管理形式があるかご存じでない方はぜひご覧ください。
□管理委託と一括借り上げとは
まずはじめに本記事でご紹介する2つの管理方式は、どのような管理形式であるかについてご紹介します。
管理委託とは、入退去、募集リフォーム等賃貸経営の業務全般を管理会社に委託する管理方式です。
賃貸経営の管理業務はその範囲が広いため、経験豊富な不動産会社に委託することで円滑な経営が行えます。
また、一括借り上げとは、不動産会社や管理会社がオーナーが所有している不動産を一棟丸ごとなど一括で借り上げる管理方式です。
また、この管理方式はサブリースとも言います。
上記では一棟丸ごとと述べましたが、この管理方式では必ずしも一棟丸ごとではないため、どのように契約するかは不動産会社と相談して決めてください。
□違いとは
上記では管理委託と一括借り上げとはどのような管理方式であるかについてご紹介しました。
上記を読み、違いはないのではないかとお思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、両者にも違いはあります。
本記事では、管理委託と一括借り上げの違いについて3つご紹介します。
1つ目は、契約する人の違いです。
管理委託ではオーナーと入居者との間で賃貸借契約書を結びますが、一括借り上げでは管理会社と入居者との間で結びます。
つまり、管理委託ではみなさんが入居者と契約を毎回結ぶ必要がありますが、一括借り上げでは全て任せられます。
2つ目は、家賃保証の違いです。
管理委託では家賃保証が基本的にありませんが、一括借り上げでは査定賃料の約80〜90パーセント保証されています。
また、一括借り上げでは契約日から約2カ月の免責期間が設けられており、その期間は入居者募集期間として収入がないため、注意してください。
入居者が賃料を滞納している場合に関しても、委託管理では回収されるまで支払われませんが、一括借り上げでは保証されています。
3つ目は、管理会社に対する手数料の違いです。
管理委託では家賃の3〜10パーセントですが、一括借り上げでは10〜20パーセントを手数料として管理会社である不動産会社に支払う必要があります。
具体的な数字に関しては不動産会社や契約内容によって異なるため、あくまで参考としてください。
□まとめ
本記事では管理委託と一括借り上げとはどのような管理形式であるか、両者の違いについてご紹介しました。
それぞれ依頼する不動産会社によって、契約内容は大きく異なることがあるため注意してください。
また、当社は米子市にて不動産会社として活動しているため、賃貸経営についてお悩みがある方はお気軽にご相談ください。
2021.02.19
不動産コラム
一戸建て住宅を賃貸経営しようとご検討中の方はいらっしゃいませんか。
使用しなくなった住宅があるため、賃貸として貸し出そうとご検討中の方もいらっしゃるでしょう。
しかし、戸建ては儲かるのか不安であるという方もいらっしゃると思います。
そのため、本記事では戸建て住宅の賃貸経営についてご紹介します。
□戸建て住宅は儲かるのか
はじめに、戸建て住宅の賃貸経営は儲かるのかどうかについて解説します。
やはり、賃貸経営をするうえで気になるのが収益をあげられるかどうかですよね。
戸建ての賃貸経営をしようとされている方の中には、戸建ては儲からないと聞き不安に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、近年では賃貸ニーズの多様化によって戸建ての賃貸需要が高まってきています。
そのため、結論としては十分儲けられます。
メリットとしては以下の点が挙げられます。
1つ目は、競合が少ないことです。
戸建ての賃貸は競合が少ないため、入居希望者が比較的見つかりやすいです。
また、先ほども述べたとおり現在は賃貸ニーズが多様化しており、戸建てのニーズは高まっています。
2つ目は、入居期間が長いことです。
戸建てに住む方は比較的長く住む傾向があります。
ご家族で住まれる方が多いため、子供が成人するまで引っ越さないという方もいます。
入居期間が長いということは、その期間は空室が発生せず収益が確保できます。
また、リフォームをする回数が減るため、支出も抑えられます。
3つ目は、将来売却もできることです。
戸建て賃貸は上記でも述べた通り長く住まれる方が多いため、入居者からそのまま購入したいといった申し出も多いです。
□戸建ての注意点について
上記では戸建ては儲かりやすく、メリットも多いことをご紹介しました。
しかし、戸建て経営にも注意するべきことがあります。
1つ目は、空室や家賃滞納のリスクが大きいことです。
入居者を確保しやすいのが戸建てのメリットですが、もし空室になってしまった場合は収益がゼロになってしまうというリスクもあります。
アパートなどでは1部屋でも入居者がいると収益は発生しますが、戸建てではゼロになってしまうため早めの入居者確保が重要です。
2つ目は、金利上昇時の負担が大きくなることです。
戸建て経営ではローンの金利が上昇した際に手元に残る金額が少なくなります。
現在の日本は比較的金利が低いですが、楽観視できる要素とは言えないでしょう。
そのため、可能であれば固定金利のローンを借りるようにしましょう。
□まとめ
本記事では、戸建て住宅は儲かるのか、また戸建て経営の際の注意点についてご紹介しました。
戸建て住宅を賃貸として貸し出そうとしている方は、ぜひ参考にしてください。
また、当社は米子市で不動産会社として活動しているため、何かわからないことがございましたらお気軽にご相談ください。
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