米子市・鳥取県西部エリアの不動産ならアーバンネットワークへ!無料査定受付中!

TEL.0859-30-2468

平日9:00~19:00/土日祝10:00~18:00

物件をお探しの方はこちら

お問い合わせ

LINEで相談してみる

Top

ブログ

BLOG

相続税の計算は自分でできる?ステップと注意点を解説します

不動産コラム

2025.06.15

みなさん、こんにちは!
米子市不動産売却を行っておりますアーバンネットワーク株式会社です!
長年の経験と豊富な知識を活かし、お客様の大事な住宅の売却をサポートいたします。
ここでは、不動産に関するお役立ち情報をご紹介いたしますので、ぜひご覧ください。

相続税の計算、複雑そうで不安ですよね。
でも、実は手順を踏めば、ご自身でも計算できます。

今回は、相続税計算の具体的なステップと、各ステップにおけるポイントを解説します。
少しでも相続税への不安を解消し、将来の相続対策に役立てていただければ幸いです。
相続税の計算は、決して専門家だけのものではありません。

相続税計算のステップ1 遺産総額の算定

遺産の種類と評価方法


相続税の計算は、まず遺産の総額を算定することから始まります。
遺産には、現金や預貯金、株式、不動産などの「プラスの財産」と、借金や未払いの税金などの「マイナスの財産」があります。

プラスの財産は、相続開始時(被相続人が亡くなった時点)の時価で評価します。
現金や預貯金は、口座残高がそのまま評価額となりますが、不動産や株式の評価は複雑です。
不動産の場合は、路線価や固定資産税評価額などを基に評価額を算出します。
株式は、上場株式であれば市場価格、非上場株式であれば、複雑な計算式を用いて評価する必要があります。

これらの評価には専門的な知識が必要となるため、難しい場合は専門家に相談することをおすすめします。

相続財産の特定と評価額算出


相続財産の特定には、被相続人の預金通帳、証券口座、不動産登記簿謄本、生命保険証券など、様々な書類を確認する必要があります。
相続財産は、被相続人が所有していたものだけでなく、相続開始前3年以内(令和5年度税制改正により段階的に7年以内へ拡大)に被相続人から贈与された財産や、死亡保険金、死亡退職金などの「みなし相続財産」も含まれます。

これらの財産を漏れなく特定し、それぞれについて正確な評価額を算出することが重要です。
評価額の算出に自信がない場合は、税理士などの専門家に相談しましょう。

債務控除の計算方法


被相続人に借金があった場合、その債務額は相続税の計算から控除できます。
債務には、借入金、未払いの税金、公共料金などが含まれます。
ただし、債務の控除には、債務の存在を証明する書類が必要となります。

また、葬儀費用も控除対象となる場合があります。
債務と葬儀費用は、相続税の課税価格から差し引かれるため、相続税額を減らす上で重要な要素となります。
正確な債務額と葬儀費用を把握し、適切に控除計算を行うことが重要です。

相続税計算のステップ2 控除額の算出

基礎控除の計算


相続税の計算では、まず基礎控除額を算出します。
基礎控除額は、相続税の課税対象となる遺産から差し引かれる金額で、相続人の数によって異なります。
計算式は「3,000万円+(600万円×法定相続人の数)」です。

法定相続人には、配偶者、子、親などが含まれます。
相続放棄をした相続人も計算に含めます。
養子がいる場合も、一定の条件下で法定相続人に含まれることがあります。
基礎控除額は、相続税の計算において非常に重要な要素となるため、正確に計算することが求められます。

配偶者控除の計算


配偶者控除は、配偶者が相続する財産について、一定の金額までは相続税がかからないという制度です。
控除できる金額は、法定相続分相当額または1億6,000万円のうち、大きいほうとなります。
配偶者控除は、相続税額を大幅に軽減できる可能性があるため、配偶者が相続人に含まれる場合は、必ず計算に含める必要があります。
配偶者控除の適用には、相続税の申告が必要となります。

その他控除の確認


基礎控除や配偶者控除以外にも、未成年者控除、障害者控除、相次相続控除、外国税額控除など、様々な控除があります。
これらの控除は、相続人の状況によって適用されるかどうかが異なり、適用要件を満たしているかを確認する必要があります。

それぞれの控除の適用要件や計算方法を理解し、適用できる控除を漏れなく計算に含めることが、相続税額の正確な算出に繋がります。
控除の適用には、必要な書類の提出が必要となる場合もあります。

相続税計算を自分で行う方法と注意点

相続税の計算式と適用


相続税の計算式は、複雑で一見難解に見えますが、基本的には以下の式で計算できます。

(課税価格 - 基礎控除額) × 税率 - 控除額 = 相続税額

ここで、課税価格は、相続財産から非課税財産と債務を差し引いた金額です。
税率は、課税価格から基礎控除額を差し引いた金額(課税遺産総額)によって段階的に決まります。

さらに、配偶者控除や未成年者控除などの控除額も差し引きます。
この計算式を正しく理解し、適用することが、相続税額を正確に計算するために必要です。

計算ツールの活用方法


相続税の計算は、複雑なため、計算ミスを防ぐために計算ツールを活用することが有効です。
国税庁のホームページや、税理士事務所が提供する計算ツールなどがあります。
これらのツールを使うことで、手計算によるミスを減らし、正確な相続税額を算出することができます。
ただし、ツールに入力する情報に誤りがあると、計算結果も間違ってしまうため、正確な情報を入力することが大切です。

税理士への相談の必要性


相続税の計算は複雑で、専門的な知識が求められるため、ご自身で計算することに不安がある場合は、税理士に相談することをおすすめします。
税理士は、相続税に関する豊富な知識と経験を持っており、正確な計算、適切な節税対策の提案、申告書類の作成などをサポートしてくれます。

特に、高額な相続財産や複雑な相続の場合には、専門家への相談が不可欠です。
相続税申告の期限までに十分な時間を取って、専門家への相談を検討しましょう。

まとめ


今回は、相続税計算を自分で行うための具体的なステップと、各ステップにおけるポイントを解説しました。
相続税の計算は複雑ですが、手順を理解し、適切なツールや専門家の力を活用することで、正確な計算を行うことができます。

相続税は、多くの場合、高額な税金となるため、早めの準備と理解が重要です。
将来に備え、この記事で学んだ知識を役立て、相続対策を検討してみてください。
相続税に関する不安を少しでも解消し、よりスムーズな相続手続きを進める一助となれば幸いです。

ご自宅や相続した物件、空き家など保持しているけれど活用できていないなどのお悩みございませんか?
アーバンネットワークでは、お客様の声に寄り添った提案でスムーズに売却までお手伝いいたします。無理強いや、お客様のお気持ちに添わない金額の引き下げなどは一切行いませんので、ご安心くださいませ。

お電話でのお問い合わせは 0859-30-2468 まで、
またはお問い合わせページからもご連絡いただけます。

皆さまからのお問い合わせを心よりお待ちしております。

一覧に戻る

お問い合わせ

CONTACT

「悩みがある・困っている・売りたい、買いたい」
何でもご相談ください!

お電話でお問い合わせ

0859-30-2468

平日9:00~19:00 / 土日祝10:00~18:00

メールでお問い合わせ

お問い合わせフォーム