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空き家の管理不足により生じるトラブルとは?効果的な対策について紹介します!
不動産コラム
2022.03.11
突然の相続や引っ越しによって空き家所有者となってしまい、その対処方法について悩みを抱えている方は少なくありません。
空き家の管理は手間がかかりますが、放置しておくとさまざまな問題が発生してしまいます。
今回は空き家の管理不足によって発生するトラブルや管理方法について紹介します。
□空き家の管理不足によって発生するトラブルについて紹介します!
現在、少子高齢化や過疎化などにより日本全国で空き家が増加しています。
それに伴い、放置されたままの空き家件数も増加していますが、空き家の管理不足はさまざまな問題の温床となります。
最も懸念すべき問題の1つが放火です。
人の気配が感じ取れない放置状態の空き家は放火の格好の対象とされてしまいますし、落ち葉やごみが散乱している環境は火の手が拡大しやすい条件にもなります。
万が一火災が発生すれば、自分の財産を失うだけでなく、周囲の住民への賠償金を支払わなければならないこともあります。
人の管理が行き届いていない空き家は、ごみが不法投棄されやすいです。
一度不法投棄を許してしまうと、他人がやっているから自分も捨てて大丈夫だと考える人によって、さらに状況を悪化されてしまいます。
空き家に知らない人が住み着いてしまっていたといった事例も珍しくありません。
空き家も持ち主がほとんど来ないと思われてしまうと、不法侵入のリスクだけでなく、住みつかれてしまうリスクも大きくなります。
また、住みつく可能性があるのは人だけではありません。
猫やネズミ、タヌキなどといった野生動物の住処となってしまうと、糞尿による悪臭被害や建物の劣化などが発生してしまいます。
地震や台風によって、建物が崩壊する可能性があることも見逃せません。
人が住んでいない建物は、劣化スピードが速いことが知られています。
劣化が進んだ空き家は、壁の剥離や屋根の落下などによって、周囲の通行人や住宅に物理的な被害を引き起こす恐れがあります。
最悪の場合、多額の賠償金を支払わなければならないため、手入れは重要です。
□具体的な空き家の管理方法について紹介します!
空き家の管理方法を徹底することは、自分自身の損害を最小限に抑えるだけでなく、周囲の住民への被害を未然に防ぐためにも大切です。
ここでは、空き家の適切な管理方法について紹介します。
定期的な見回りは基本的な対策ですが、問題を早急に発見・解決する為には効果的です。
外観だけでなく建物内部にも問題がないかこまめに確認し、換気や掃除を定期的に行いましょう。
頻度としては月に一回程度が目安で、同時に周囲の住民への挨拶回りを行うことがおすすめです。
空き家でも頻発している、ご近所トラブルの防止効果を見込めるだけでなく、万が一問題が発生したときにその解決に協力してもらえる可能性が高くなります。
見回りの中で何か問題を発見したら、いち早く対処することは問題解決の重要なポイントです。
空き家では、軒先にハチや鳥の巣が作られていたり、壁や屋根が一部剥がれてしまっていたり、様々な問題が発生する恐れがあります。
これらの問題は放置していると、さらに巣が大きくなったり、傷んだ部分からさらに劣化が進んだりと、加速度的に問題が深刻になってしまいます。
そのため、早急に手を打つことが問題解決に労力をかけないための重要なポイントだと言えます。
□空き家管理が困難な時に活用したい方法とは?
ここまでは、空き家を放置するリスクや具体的な空き家の管理方法について説明しました。
しかし、中には仕事や家事で忙しかったり、空き家が遠距離にあったりして、定期的な見回りや近隣住民への挨拶を行うのが難しい方も多いでしょう。
そのような場合におすすめなのが、空き家を売却することです。
空き家は利用しなくても様々な維持費がかかりますし、時間が経つほど建物自体の価値は低下してしまいます。
そのため、近いうちに空き家を使う予定が無いのであれば、売った方がメリットはあるでしょう。
売却を検討する際は、まず不動産会社に査定を依頼してみると良いでしょう。
空き家を解体して、残った土地をさまざまな事業に投資することも一つの手段です。
まず、空き家自体が無くなれば、これまで説明したような様々なリスクを除去できます。
また、残った土地を売却したり、駐車場や建物の建築場所として貸し出したりすれば、新たな収入源にすることも可能です。
空き家を解体するための費用を捻出するのが難しい方は、解体せずに空き家をそのまま貸し出すことも検討してみてはいかがでしょうか。
□まとめ
空き家を放置していると放火や不法侵入、建物の劣化などといったさまざまな問題が発生します。
見回りや近隣住民への挨拶を定期的に行い、問題を早急に発見・解決しましょう。
管理が難しい方は、売却や賃貸といった手段の活用も視野に入れることがおすすめです。
空き家管理にお困りの方は、ぜひ当社にご相談ください。
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