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空き家を所持している方へ!ユニークな活用方法をご紹介します!
不動産コラム
2023.08.08
近年問題となっている「空き家」。
空き家を所持しているものの、「この空き家をどうして良いかわからない」という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、空き家のユニークな活用方法についてご紹介しますので、空き家を所持している方はぜひ参考にしてください。
□空き家のユニークな活用方法について
1.シェアハウス
近年トレンドのシェアハウス。
コンセプト次第では、多彩なニーズに対応できます。
コンセプトリフォームを行う方法としては、間取り変更を含めたフルリノベーション、内装や設備だけを回収したコスト重視のリフォームなどが挙げられます。
2.介護施設
介護施設は、郊外立地にもニーズがあります。
そのため、「立地が悪く、収益を見込めない」といった場合でも落ち込むことはありません。
ただし、介護施設には種類が多く、法的な規制が厳しいため、一般的な空き家物件ではどうしても限られてしまいます。
3.保育施設
保育施設は、介護施設と同様に社会的ニーズが強い施設と言えます。
近年では、親御さんが共働きの家庭も増えていることから、需要が高くなっており、比較的導入しやすいと言えます。
4.ホテル
民泊ブームの流れに沿って注目を集めているホテル。
最近では、民泊は通常の利用者の他に、新型コロナウイルスにおける制限が収まったため、外国人からの利用者も期待できます。
民泊新法が成立し、法的な位置が明確化されていますので、リフォーム次第で非常に魅力的な物件へと変貌します。
ただし、民泊は年間180日の営業日数制限があるので、日数制限時の利用方法を検討することが大切です。
5.カフェ
既存のカフェ店舗の大部分は、個人経営で成り立っています。
空き家のオーナーさんのセンスと狙ったコンセプトを合わせやすく、自由で多様な経営スタイルを取れるというメリットが挙げられます。
空き家をリフォームすることで、「オリジナリティ」を表現して、カフェを経営してみてはいかがでしょうか。
□空き家を活用するメリットとは?
*物件を収益化できる
上記でご紹介したように空き家をユニークに活用することで、物件を収益化できます。
空き家を放置しておくだけでは、収入が生まれることはなく、放置していることによって物件が倒壊したり、「特定空き家」に指定されて固定資産税の特例措置の対象外になったりするなどのリスクも挙げられます。
*倒壊リスクを下げられる
空き家を活用する際は、多くの場合改修工事が行われます。
築年数が短い空き家であれば、物件の劣化を心配しなくても良いですが、築年数が長い物件は劣化が気になるものです。
そこで、物件の改修工事を行い、耐久性を上げることが大切です。
また、耐久性を上げずにそのまま空き家を使い続けると、物件が倒壊する恐れがあるだけではなく、「特定空き家」に指定されるリスクも高まるので、改修工事を行うようにしましょう。
*資産価値が上がる
空き家をビジネスとして活用するために改修すると、物件自体の資産価値が向上します。
家の資産価値は、築年数が長くなれば長くなるほど下がっていくものですが、リノベーションをすることで資産価値は上がります。
資産価値を上げることを目的として空き家を活用する必要はありませんが、資産価値がほとんどついていないのであれば、改修工事をおすすめします。
□空き家を活用するときの注意点とは?
1つ目は、空き家の期間をできるだけ短くすることです。
空き家にしておく期間が長くなれば、犯罪リスクが高まったり、税金を多く支払わなければならない状態になったりしてしまいます。
特に、倒壊の恐れがあると認められた場合は、自治体から「特定空き家」に指定され、土地の固定資産税が上がってしまいます。
それだけではなく、人が住んでいない家の方が劣化や傷みが早くなるので、資産価値が落ちるスピードはとても速くなります。
そのため、空き家は利用価値が残っている間に活用方法を決めるのがおすすめです。
2つ目は、修繕費に注意することです。
空き家を賃貸住宅や賃貸店舗などとして利用する場合、オーナーには修繕義務があります。
「借主が故意に壊した」という場合でなければ、オーナーは費用を負担して壊れた設備を修理する必要があります。
そのため、収支計画は貸している間の修繕費もしっかり計算に入れることが大切です。
3つ目は、需要を見極めて慎重に判断することです。
空き家の活用方法について方向性を決める際に、不動産会社や建築会社などの立場のプロの意見を聞くことが大切です。
意見を聞かずに準備を進めてしまうと、何か違うことをするとなっても取り返しのつかないことになる可能性もあります。
空き家問題に関してお困りのことがある際は、当社までお気軽にご相談ください。
□まとめ
今回は、空き家を所持している方へユニークな活用方法をご紹介しました。
空き家を放置すると、「特定空き家」に指定されたり、犯罪リスクが高まったりしてしまいます。
そのため、空き家を放置するのではなく、ユニークな活用方法を考えて活用してみましょう。
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