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米子市の方へ空き家売却の流れについて解説します!

不動産コラム

2021.07.14

「空き家売却の流れについて知りたいな」
米子市にお住まいの方で、このようにお思いの方はいらっしゃいませんか。
空き家売却の手続きがわからず、そのまま放置しているという方も多いでしょう。
そこで今回は、空き家売却の流れについて紹介します。

□空き家を放置するデメリットとは

特に使い道がない空き家を持っている場合は、早めに売却することが大切です。
これは、空き家を放置することによるデメリットがたくさんあるからです。
ここでは、空き家を放置するデメリットについて3つ紹介します。

1つ目は、持っているだけで費用がかかることです。
不動産はたとえ使用していなくても、所持しているだけで固定資産税がかかります。
さらに管理義務が発生して、ご自身で管理できない場合は、毎月1万円ほどかけて業者に代行してもらう必要があります。
使っていないにもかかわらず、こういった費用がかかってしまうのはもったいないですよね。

2つ目は、周辺に悪影響があることです。
管理の行き届いていない空き家は、災害によって倒壊したり不審者が侵入したりするリスクがあります。
そのため、地方自治体は空き家の持ち主に管理を義務化しているのです。
それでも管理をしない場合は、特定空き家に認定されて固定資産税が上がったり、最悪の場合は所有者負担で強制解体が行われたりします。

3つ目は、空き家を売却できる可能性が低くなることです。
近い将来、空き家は急増すると言われています。
少子高齢化で人口が減少している中で、空き家が増えていくとなると、当然ながら売れる可能性は低くなりますよね。
売れないどころか、無料で空き家を処分することさえ難しくなることも考えられます。

そうなれば、毎年費用がかかる負債物件を持ち続けるか、多額の金額をかけて解体するしか方法はありません。
つまり、空き家を放置する最も大きなデメリットは、手放したくてもできない可能性が高まることです。

□空き家を売る流れについて

前の章で、使っていない空き家は早く売却した方が良い理由を解説しました。
空き家の売却について、検討する気になった方も多いのではないでしょうか。
そこでここからは、空き家を売る際の流れを5つのステップに分けて簡単に紹介します。

1つ目は、査定を依頼することです。
まずは不動産会社に物件の査定を依頼して、空き家がどれくらいの価格で売れるのかを確認しましょう。
空き家は人が住んでいなければ、老朽化しやすい傾向にあります。
そのため、定期的にきちんと管理をしたり、査定前に掃除をしてきれいな状態にしたりすると良いでしょう。

また物件の施工写真や図面、建築確認申請書、さらに定期点検やリフォームの記録などがあれば用意しておいてください。
これらの書類は、空き家を大切に扱ってきたことや、信頼できる所有者であることをアピールする材料になります。

2つ目は、仲介会社を決めることです。
査定を依頼した不動産会社の中から、信頼できる会社に空き家売却の仲介を依頼します。
不動産会社を選ぶ際は、相談のしやすさや売買実績についてきちんと確認しましょう。

3つ目は、売却価格を決めることです。
不動産会社と相談しながら、売買価格を決定します。
この段階で価格設定を間違えてしまうと、買い手を見つけるのに予想以上に時間がかかったり、相場に比べて安価に取引されたりする可能性があります。

4つ目は、買い手と交渉することです。
購入希望者が見つかれば、実際に売却価格について相談や話し合いをします。
あらかじめ設定した金額より安い値段で交渉が行われるケースが多いですが、真摯に対応しましょう。
また希望者の要望に合わせるだけでなく、時にはご自身の希望も通せるように交渉を進めることも大切です。

5つ目は、契約と引き渡しです。
購入希望者との交渉が完了したら、不動産会社の指示にしたがって契約書を作成しましょう。
全ての書類を揃えて手続きが終了すれば、鍵を渡して引き渡しが完了となります。

□空き家を売る際の注意点とは

最後に、空き家を売る際の注意点について2つ紹介します。

1つ目は、空き家の名義変更についてです。
不動産を売れるのは、その不動産を持っている名義人のみとされています。
空き家を相続で受け取っても相続登記がおこなわれていなければ、名義が前の持ち主のままになっている可能性が高いので、きちんと変更しましょう。

名義変更の手続きは、必要な書類を集めて、法務局へ申請するだけです。
空き家を法定相続分で受け継ぐ場合は、被相続人と相続人の戸籍謄本や相続人の住民票、空き家の固定資産証明書、そして登記申請書が必要です。
手続きに問題がなければ、1~2週間で終わります。
売却を行う前に相続登記を行い、名義人を売却したい本人の名前に変えておきましょう。

2つ目は、契約不適合責任についてです。
空き家だけでなく、不動産を売ると売り手に契約不適合責任が課せられます。
これはきちんと取り決めをしないと、後々トラブルとなるため注意しましょう。
売買契約の際に、買主としっかり話し合いをした上で、書類を作っておくと安心です。

□まとめ

今回は、空き家売却の流れや売却する際の注意点を紹介しました。
空き家売却をお考えの方は、今回紹介した流れを参考にして、なるべく早めに手続きを行いましょう。
当社は、お客様を最優先に考えて不動産売却をサポートします。
空き家売却をお考えの方がいらっしゃれば、ぜひ当社までご相談ください。

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