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相続登記は司法書士に依頼するのがおすすめ?メリットと依頼すべきケースをご紹介!
不動産コラム
2024.02.15
相続登記は、多くの方にとって複雑で手間のかかるプロセスです。
専門家である司法書士に依頼することで、時間や手間を節約できるだけでなく、多くのメリットがあります。
そこで今回は、相続登記を司法書士に依頼することのメリットや依頼するべきケース、依頼時の費用について解説します。
□相続登記を司法書士に依頼するメリット4選!
相続登記を司法書士に依頼することは、自分で行うよりも多くのメリットがあります。
時間や手間を省くことはもちろん、法律の専門知識を持つ司法書士に任せることで、安心して手続きを進められます。
ここでは、相続登記を司法書士に依頼する際の主なメリットを4つ紹介します。
1:時間や手間を省ける
相続登記は、細かいルールが定められた法律的手続きです。
必要書類の集め方、申請書の書き方に至るまで、正確に行う必要があり、相当な時間と労力を要します。
司法書士に依頼することで、これらの面倒な作業をプロに任せられ、時間と手間を大幅に節約できます。
2:ほかの相続手続きも合わせて依頼できる
司法書士は、相続登記だけでなく、戸籍謄本の取得や遺産分割協議書の作成など、相続に関するさまざまな手続きを行えます。
これにより、複数の手続きを一つずつ別々に進める必要がなくなり、より効率的かつスムーズに相続プロセスを完了できるのです。
3:相続人の特定が正確にできる
相続人の特定は、相続登記の前提として最も重要なポイントです。
特に相続関係が複雑な場合、すべての戸籍謄本を正確に読み解く必要があります。
このような状況では、司法書士の知識と経験が非常に重要となり、適切な相続人の特定をサポートしてくれます。
4:見落とされがちな不動産の登記漏れを防げる
一般的には気づかれにくい不動産の登記漏れも、司法書士なら発見しやすくなります。
評価証明書や名寄帳などから不動産を特定し、登記漏れを防げるのです。
これにより、将来的に売却や建て替えを行う際のトラブルを未然に防ぐことが可能になりますよ。
□相続登記の司法書士依頼はどんなケースで有効なの?
相続登記を司法書士に依頼することが特に有効なケースがいくつかあります。
ここでは、そのような特定の状況を4つ紹介します。
1:平日の時間制約がある場合
仕事やその他の用事で平日の日中に時間が取れない場合、自分で相続登記を行うのは困難です。
このような場合、司法書士に依頼することで時間的な制約をクリアし、スムーズに手続きを進められるでしょう。
2:相続した不動産をすぐに売却したい場合
相続した不動産を速やかに売却し、代金を分配する必要がある際や、相続税の納税資金を借り入れる際などは、迅速な相続登記が求められます。
このような状況では、司法書士に依頼することで、手続きを迅速かつ確実に進められます。
3:相続した不動産が複数ある場合
亡くなった方が複数の不動産を所有していた場合、それぞれの不動産に対して別々の法務局に申請する必要があります。
不動産の数が多いほど、登記漏れのリスクが高まります。
このような複雑なケースでも、司法書士に依頼することで、確実に進められるでしょう。
4:音信不通の相続人がいる場合
音信不通の相続人がいる場合、遺産分割協議が行えません。
このような状況では、不在者財産管理人と呼ばれる人の選任手続きが必要になります。
司法書士はこのような特別な手続きもサポートしてくれます。
以上のように、特定のケースにおいて司法書士に相続登記を依頼することは、非常に有効です。
□司法書士に依頼する際の費用って?
相続登記を司法書士に依頼する際には、一定の費用が発生します。
費用は司法書士の報酬として支払われ、その内容は一般的には次のようになります。
*基本報酬
相続登記の司法書士報酬は、地域や事務所によって異なりますが、おおよその目安として5万円から15万円程度です。
この金額は、基本的な相続登記の作業に対する報酬として設定されています。
*報酬加算要素
もし相続人の数や不動産の個数が多い場合、基本報酬に加えて報酬が加算されることがあります。
これは、手続きが複雑になるほど時間と労力が増加するためです。
加算される報酬の額や条件は、各司法書士によって異なるため、事前に確認することが重要です。
*その他の費用
戸籍謄本の取得や遺産分割協議書の作成を依頼する場合には、これらに関する別途報酬が発生することがあります。
また、登録免許税や登記申請手数料など、司法書士に支払う報酬以外にも、相続登記に関連する費用が必要になることがあります。
*報酬規程表の確認
司法書士は報酬を自由に設定できますが、報酬の基準額を定めた「報酬規程表」を作成し、依頼者に提示して説明する義務があります。
依頼する前に、見積書の作成を依頼するか、少なくとも報酬規程表をもとに説明を受けて納得した上で依頼することが大切です。
相続登記を司法書士に依頼することは、時間や手間の節約だけでなく、手続きの複雑さや正確性に対する不安を軽減する大きな助けとなります。
費用について十分な理解と事前の確認を行い、安心して手続きを進められるようにしましょう。
□まとめ
今回は、相続登記を司法書士に依頼するメリットと依頼するべきケース、そして依頼時の費用について解説しました。
相続登記は、多くの人にとって一度しか経験しない複雑なプロセスです。
しかし、司法書士に依頼することで、以下のようなメリットを享受できます。
特に平日の時間制約、相続不動産の即時売却、複数不動産の所有、音信不通の相続人など、特定のケースでは司法書士への依頼が特に有効です。
また、司法書士に支払う報酬は、基本的な相続登記の作業に対するもので、追加の手続きや複雑さによって加算される場合があります。
報酬規程表の確認と、事前の見積もりをお忘れなくしてくださいね。
不安や疑問を感じたら、当社に相談してみてください。
手厚いサポートにより、相続プロセスを円滑に進め、安心して新たなスタートを切れるでしょう。
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