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一括借り上げのリスクとは?米子市の不動産会社がご紹介します!
不動産コラム
2021.03.03
賃貸経営をされている方は、一括借り上げという言葉をご存じでしょうか。
一括借り上げとは、経営方式の1つですが、あまりご存じでない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのため、本記事では一括借り上げとはどのような経営方式であるか、そしてどのようなリスクがあるかについてご紹介します。
□一括借り上げとは
一括借り上げとは、所有している不動産を不動産会社に貸し出し、その不動産会社が入居希望者にその不動産を貸すという経営方式です。
そのため、オーナーであるみなさんが入居者と直接契約を結ぶ必要はありません。
また、一括借り上げの特徴として家賃保証があることです。
不動産会社と契約を結ぶため、空室による家賃収入の減少や家賃滞納などのリスクがなく、毎月一定額が家賃として不動産会社から支払われます。
また、入居者に対する対応や、様々な問題に対する対応も基本的に不動産会社が行ってくれることも特徴として挙げられるでしょう。
□一括借り上げのリスクとは
上記の内容から、一括借り上げとはどのような経営方式であるか理解していただけたでしょうか。
では次に、一括借り上げのリスクやデメリットについて解説します。
1つ目は、家賃収入の減少です。
一括借り上げでの契約の場合、契約期間が30年などと設定されていても、新築時の家賃収入を永続的に得られるわけではありません。
一般的には2〜10年ごとに家賃や管理内容を見直す契約となっており、住宅の状態や入居率によって家賃収入が下がる可能性があります。
そのため、住宅ローンを組まれた方は、新築時の収入で返済計画を立てているとその後苦しくなるかもしれません。
2つ目は、中途解約される可能性があることです。
契約更新の際に、家賃収入の減少などに対して応じられなかった場合は契約を解除される可能性があります。
契約を解除された場合は、新たに不動産会社を探すか、ご自身ですべての管理をする必要があります。
3つ目は、不動産会社が倒産してしまうことです。
管理を依頼している不動産会社が倒産してしまうと、入居者に対する敷金返済義務が基本的にオーナーに移行します。
また、入居者と直接契約を結んでいるわけではないため、連絡先がわからないなどことも発生します。
一括借り上げの契約期間は一般的に非常に長い期間となるため、長い期間にわたって安心して資産を任せられる会社であるか、会社選びの際はその会社の規模や財務状況を確認しておきましょう。
□まとめ
本記事では一括借り上げとはどのような経営方式であるか、そしてどのようなリスクがあるのかご紹介しました。
一括借り上げで契約されるかどうかは、メリットと同様リスクなども考慮して考えましょう。
また、当社は米子市で不動産会社として活動しているため、賃貸経営について何かお困りの方はお気軽にご相談ください。
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