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空き家売却を検討するなら注意点を知ろう!売却方法と放置するリスクも解説!
不動産コラム
2024.05.24
空き家の処分に悩む所有者にとって、売却は大きな選択肢の1つです。
しかし、売却方法にはそれぞれメリットとデメリットがあり、どの方法を選ぶべきか迷うことも少なくありません。
そこで、今回の記事では、空き家売却の選択肢として「そのまま売却する」・「更地にして売却する」・「不動産会社に買い取ってもらう」の3つの方法と、売却においての注意点、空き家を放置するリスクについてをご紹介します。
□空き家売却の3つの方法とは
空き家を放置することは、管理の手間や資産価値の低下、さまざまなトラブルのリスクを伴います。
空き家の所有者が直面する1つの大きな課題は、その財産をどのように処分するかの点です。
ここでは、空き家の売却をする方法として、3つの方法をそれぞれ解説します。
ぜひ参考にして売却を成功させてください。
1:そのまま売却
この方法は、空き家を現状のまま売り出す方法です。
築年数が浅ければ「中古住宅」として、築年数が多ければ「古家付き土地」として市場に出せます。
この選択肢の魅力は、解体にかかる費用や手間を省略できる点にあります。
また、購入者がリフォームやリノベーションを望む場合、現状の家を活かしたいと考える人にとって魅力的なオプションともいえます。
2:更地にして売却
次に、空き家を解体して更地にし、その土地として売り出す方法があります。
更地にすることの最大のメリットは、買い手が直接建築プロジェクトを始められる点です。
解体には費用がかかりますが、土地としての価値を高め、売却を促進することが期待できます。
ただし、解体後の土地の税金が高くなる可能性がある点は注意が必要です。
3:買取を依頼する
最後に、不動産会社に空き家を直接買い取ってもらう方法もあります。
この方法の大きな利点は、迅速な売却が可能であることです。
短期間での現金化を望む場合に特に適していますが、市場価格より低い価格での取引となる可能性がある点は留意が必要です。
□空き家売却時の注意点
空き家を売却する際には、いくつかの重要なポイントがあります。
特にスムーズな売却を目指す上で、名義変更の確認・価格設定の戦略・売却期間の見積もりは欠かせない要素です。
ここでは、空き家売却時の注意点を3つ簡単に解説します。
1:空き家の名義変更ができているか確認を
空き家を売却する前には、必ず名義人がご自身の名前になっているかを確認しましょう。
名義人が被相続人(亡くなった方)のままだと、売却が行えないため、名義変更が必要です。
名義変更の手続きには時間がかかることもあるため、早めの行動を心がけましょう。
2:価格を設定する時は少し高めに
空き家の販売価格を決める時には、少し高めに設定することが一般的です。
これは、買主が必ず値下げ交渉をしてくるため、その交渉に対応しても適切な価格で売却できるようにするためです。
また、市場の動向を把握しながら柔軟に価格設定を見直すことも大切です。
3:空き家を売却するには時間がかかることを覚悟する
空き家の売却には時間がかかることを覚悟しておく必要があります。
特に、立地や物件の状態によっては、売却までに長い期間を要することもあります。
この間にかかる固定資産税や維持費などのコストも考慮に入れ、長期戦を覚悟しておくことが重要です。
□空き家を放置するリスクとは
空き家をそのままにしておくことは、多くのリスクを伴います。
特に、管理の手間やコスト・資産価値の低下、そしてさまざまなトラブルが発生する可能性があります。
これらのリスクを理解し、早期に売却や適切な処置を検討することが大切です。
1:管理の費用や手間がかかる
空き家は、人が住んでいないと急速に劣化することがあります。
定期的な換気や通水、そして保守メンテナンスが必要ですが、これらには手間とコストがかかります。
特に遠方に住んでいる場合、これらの作業を行うことが困難になることもあり、管理コストが嵩むことが懸念されます。
2:資産価値が下がる
空き家を長期間放置することは、その資産価値を大きく下げる原因になります。
建物が老朽化してしまうと、売却時には価値がほとんどない「古家付き土地」としての扱いになり、解体費用がかさむこともあります。
早期に売却することで、より高い価格での売却が期待できます。
3:トラブルのもとになる
空き家は、防犯上のリスクや、自然災害時の倒壊リスクなど、さまざまなトラブルの原因となります。
放置された空き家は不法侵入の対象となることもあり、近隣住民との間でトラブルに発展することも少なくありません。
適切な管理や早期の処置を行うことで、これらのリスクを回避可能です。
□まとめ
空き家売却の選択肢として「そのまま売却」・「更地にして売却」・「不動産会社に買い取ってもらう」という3つの方法がありますが、それぞれにメリットとデメリットが存在します。
早期に適切な売却方法を選択し、空き家の処分を検討することが、これらのリスクを回避し、所有者の資産価値を守る上で重要です。
今回の記事が、空き家の売却を検討している所有者の方々に有益な情報を提供できれば幸いです。
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