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2021.03.07

不動産コラム

「賃貸経営にはどんなリスクがあるのだろう」
「賃貸経営で失敗しないためにはどうしたら良いのだろう」
米子市で賃貸経営をお考えの方で、このようなお悩みをお持ちの方はいませんか。
今回の記事では、賃貸経営のリスクと、賃貸経営で失敗を回避するための対策をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

□賃貸経営のリスクとは?

ここでは、賃貸経営の主な10個のリスクをご紹介します。
10個のリスクとは、以下の通りです。

・立地による空室
・経年による空室
・供給過剰による空室
・賃料下落
・借入金返済
・修繕
・家賃滞納
・入居者トラブル
・金利上昇
・オーバーローン

賃貸経営の最大のリスクは何と言っても、空室リスクです。
空室リスクは、他のさまざまなリスクを引き起こす原因にもなります。
そして、この空室リスクにもいくつかの原因がありますが、最も大きな要因は立地である場合が多いです。

賃貸経営をする上で、立地は後から変更できない要素です。
そのため、土地の購入から賃貸経営を始める方は、立地だけは妥協しないようにしましょう。

□失敗を回避するための対策をご紹介!

賃貸経営のリスクをご紹介しましたが、それらを回避する対策をご存じでしょうか。
ここからは、賃貸経営の失敗を回避するための主な5つの対策をご紹介します。

1つ目は、空室対策です。
具体的には、適宜修繕を行うことと、家賃の見直しをすることです。

2つ目は、計画的な修繕と老朽化対策です。
むやみに手をつけてしまうと経費だけがかかってしまうので、必要なタイミングをしっかりと見極めましょう。

3つ目は、自然災害対策です。
災害はいつ発生するかわかりません。
そのため、災害が発生した時に備えて、火災保険や地震保険に入っておくようにしましょう。

4つ目は、入居者クレーム対策です。
入居者からのクレームには、可能な限り早めに対応するようにしましょう。

5つ目は、資金計画やシミュレーションです。
賃貸経営は、それなりの初期費用がかかるため、ローンを組んで購入される方がほとんどでしょう。
その場合、前もって資金計画や収益シミュレーションをしておくことが大切です。

□まとめ

今回の記事では、賃貸経営のリスクと、賃貸経営で失敗を回避するための対策についてご紹介しました。
賃貸経営に一定のリスクはつきものなので、適切な対策をして失敗を防ぎましょう。
当社では、賃貸経営のサポートをさせていただいておりますので、何かお困りの際はぜひお気軽にお問い合わせください。

2021.03.03

不動産コラム

アパート経営をしようと考えている方、今実際にされている方はアパート経営のメリットとデメリットはご存じでしょうか。
アパート経営にはメリットもありますが、デメリットもあります。
それらを把握しておくことが、アパート経営の成功における重要な役割を果たします。
そのため、本記事ではそれらについてご紹介します。

□アパート経営のメリットとは

まずはアパート経営のメリットについてご紹介します。
本記事では5つのメリットについて解説します。

1つ目は、長期的な収入を確保できることです。
アパート経営は一棟を購入あるいは建築し管理することで、入居者から家賃収入を得るという収益モデルです。
そのため、入居者がいる限り継続的な収入が得られます。
また、管理会社に委託することで管理の手間もかからず不労所得が得られます。

2つ目は、レバレッジ効果が高いことです。
アパート経営を始める際の資金の大部分は融資を活用できます。
そのため、成功した際には少額の自己資金で大きな利益を得られます。

3つ目は生命保険代わりになることです。
物件購入時に利用するローンを組む際に団体信用生命保険に加入しておくことで、契約者に万一のことがあった際に、以降のローン返済が免除されます。

4つ目は、経済変動に強いことです。
資産形成の方法には金融商品に投資する方法もありますが、金融商品はインフレなどの経済変動に大きく左右されます。
しかし、アパート経営など不動産経営で資産形成をする場合は、収入となる家賃が物価と連動するため、経済変動の影響を受けにくいです。

5つ目は、節税になることです。
利用していない土地を所有されている方は、アパートを建てて活用することで固定資産税が最大で6分の1に、都市計画税が3分の1まで抑えられます。

□アパート経営のデメリットとは

次にアパート経営のデメリットについてご紹介します。

1つ目は空室リスクがあることです。
アパート経営では、部屋を貸し出して賃料をもらうことで収益を生み出しています。
そのため、部屋が空室となってしまうとその分収益が減少します。

2つ目は、金利の変化です。
ローンを組んで不動産投資を行う際に変動金利を選択した場合、数年後に返済額の上昇が起こります。
そのため、返済期間を短く設定するなど対策を講じる必要があります。

3つ目は資産価値の低下です。
地価の下落や築年数の増加によって不動産としての価値が下落する可能性があります。
そのため、どのような立地に建てるか、どのような維持をするかが重要です。

□まとめ

本記事ではアパート経営のメリットとデメリットについてご紹介しました。
本記事でご紹介したことはアパート以外の賃貸経営でも近いことが言えるため、ぜひ参考にしてください。
また当社は米子市にて賃貸経営をサポートさせていただくため、お気軽にご相談ください。

2021.03.03

不動産コラム

賃貸経営をされている方は、一括借り上げという言葉をご存じでしょうか。
一括借り上げとは、経営方式の1つですが、あまりご存じでない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのため、本記事では一括借り上げとはどのような経営方式であるか、そしてどのようなリスクがあるかについてご紹介します。

□一括借り上げとは

一括借り上げとは、所有している不動産を不動産会社に貸し出し、その不動産会社が入居希望者にその不動産を貸すという経営方式です。
そのため、オーナーであるみなさんが入居者と直接契約を結ぶ必要はありません。

また、一括借り上げの特徴として家賃保証があることです。
不動産会社と契約を結ぶため、空室による家賃収入の減少や家賃滞納などのリスクがなく、毎月一定額が家賃として不動産会社から支払われます。
また、入居者に対する対応や、様々な問題に対する対応も基本的に不動産会社が行ってくれることも特徴として挙げられるでしょう。

□一括借り上げのリスクとは

上記の内容から、一括借り上げとはどのような経営方式であるか理解していただけたでしょうか。
では次に、一括借り上げのリスクやデメリットについて解説します。

1つ目は、家賃収入の減少です。
一括借り上げでの契約の場合、契約期間が30年などと設定されていても、新築時の家賃収入を永続的に得られるわけではありません。
一般的には2〜10年ごとに家賃や管理内容を見直す契約となっており、住宅の状態や入居率によって家賃収入が下がる可能性があります。
そのため、住宅ローンを組まれた方は、新築時の収入で返済計画を立てているとその後苦しくなるかもしれません。

2つ目は、中途解約される可能性があることです。
契約更新の際に、家賃収入の減少などに対して応じられなかった場合は契約を解除される可能性があります。
契約を解除された場合は、新たに不動産会社を探すか、ご自身ですべての管理をする必要があります。

3つ目は、不動産会社が倒産してしまうことです。
管理を依頼している不動産会社が倒産してしまうと、入居者に対する敷金返済義務が基本的にオーナーに移行します。
また、入居者と直接契約を結んでいるわけではないため、連絡先がわからないなどことも発生します。
一括借り上げの契約期間は一般的に非常に長い期間となるため、長い期間にわたって安心して資産を任せられる会社であるか、会社選びの際はその会社の規模や財務状況を確認しておきましょう。

□まとめ

本記事では一括借り上げとはどのような経営方式であるか、そしてどのようなリスクがあるのかご紹介しました。
一括借り上げで契約されるかどうかは、メリットと同様リスクなども考慮して考えましょう。
また、当社は米子市で不動産会社として活動しているため、賃貸経営について何かお困りの方はお気軽にご相談ください。

2021.02.27

不動産コラム

アパート経営をされている方は、アパート経営で起きうる失敗をご存じでしょうか。
あまり失敗することを考えたくないという方もいらっしゃるかもしれませんが、よくある失敗について知っておくことで事前に回避できることもあります。
そのため、本記事ではアパート経営で起こりうる失敗についてご紹介します。

□アパート経営で起こりうる失敗とは

みなさんは、アパート経営で起こりうる失敗にはパターンがあることをご存じでしょうか。
失敗の原因は個人個人で違うのではないかとお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、失敗する原因にはある程度のパターンがあります。
そのため、本記事ではその失敗のパターンについてご紹介します。

1つ目は、立地による失敗です。
アパート経営では、そのアパートに需要があるかどうかが大変重要です。
そのため、そもそもアパート需要の少ない土地にアパートを建ててしまうと失敗してしまいます。
しかし、アパート需要が少ない立地であるのにもかかわらず、言葉巧みにそのような土地にアパートを建てるよう誘導する悪質な会社もあるため、注意してください。

2つ目は、建物設計プランの失敗です。
建設費用を抑えようとし過ぎてしまうと、入居者のニーズを満たせず入居者が集まらず失敗してしまいます。
しかし、反対に建物の設備を高価なものにしすぎると、家賃が高過ぎて入居者が集まりません。

3つ目は、管理の失敗です。
最適な物件を建てたとしても、管理が行き届いていない場合は稼働率が上がらず失敗してしまいます。
特にマナー違反を起こす入居者に対する対応をしっかりと行わなければ、質の悪い入居者しか残らなくなってしまい、その後に大きく影響します。

□失敗しないためには

上記ではアパート経営における失敗のパターンについてご紹介しました。
次に、失敗しないための対策についてご紹介します。

1つ目は、地域性や立地に関して徹底的に調査することです。
その地域はどのような人口構成なのか、どのような住宅需要があるか、立地は適しているかなどをしっかりと見極めましょう。
また、机上の数字だけではなく、実際にご自身でその地域に足を運んでみてください。

2つ目は、良い管理会社に管理を依頼することです。
アパート経営が成功するかどうかは、良い管理会社に出会えるかどうかが非常に重要です。
既にアパート経営を始められていて、あまりうまくいっていない方は管理会社を変えるという選択肢も視野に入れましょう。

□まとめ

本記事ではアパート経営で起きうる失敗、失敗しないための対策についてご紹介しました。
本記事でご紹介した以外の理由でも失敗しますし、対策もさまざまなものがあります。
そのため、問題は不動産会社と相談しながら対処していきましょう。
また、当社は米子市で不動産会社として活動しているため、お気軽にご相談ください。

2021.02.23

不動産コラム

賃貸経営をしている方は、住宅をどのように管理されているでしょうか。
様々な管理方法がありますが、どのような管理方式が良いのかわかりませんよね。
本記事では管理委託と一括借り上げについてご紹介します。
どのような管理形式があるかご存じでない方はぜひご覧ください。

□管理委託と一括借り上げとは

まずはじめに本記事でご紹介する2つの管理方式は、どのような管理形式であるかについてご紹介します。

管理委託とは、入退去、募集リフォーム等賃貸経営の業務全般を管理会社に委託する管理方式です。
賃貸経営の管理業務はその範囲が広いため、経験豊富な不動産会社に委託することで円滑な経営が行えます。

また、一括借り上げとは、不動産会社や管理会社がオーナーが所有している不動産を一棟丸ごとなど一括で借り上げる管理方式です。
また、この管理方式はサブリースとも言います。
上記では一棟丸ごとと述べましたが、この管理方式では必ずしも一棟丸ごとではないため、どのように契約するかは不動産会社と相談して決めてください。

□違いとは

上記では管理委託と一括借り上げとはどのような管理方式であるかについてご紹介しました。
上記を読み、違いはないのではないかとお思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、両者にも違いはあります。
本記事では、管理委託と一括借り上げの違いについて3つご紹介します。

1つ目は、契約する人の違いです。
管理委託ではオーナーと入居者との間で賃貸借契約書を結びますが、一括借り上げでは管理会社と入居者との間で結びます。
つまり、管理委託ではみなさんが入居者と契約を毎回結ぶ必要がありますが、一括借り上げでは全て任せられます。

2つ目は、家賃保証の違いです。
管理委託では家賃保証が基本的にありませんが、一括借り上げでは査定賃料の約80〜90パーセント保証されています。
また、一括借り上げでは契約日から約2カ月の免責期間が設けられており、その期間は入居者募集期間として収入がないため、注意してください。
入居者が賃料を滞納している場合に関しても、委託管理では回収されるまで支払われませんが、一括借り上げでは保証されています。

3つ目は、管理会社に対する手数料の違いです。
管理委託では家賃の3〜10パーセントですが、一括借り上げでは10〜20パーセントを手数料として管理会社である不動産会社に支払う必要があります。
具体的な数字に関しては不動産会社や契約内容によって異なるため、あくまで参考としてください。

□まとめ

本記事では管理委託と一括借り上げとはどのような管理形式であるか、両者の違いについてご紹介しました。
それぞれ依頼する不動産会社によって、契約内容は大きく異なることがあるため注意してください。
また、当社は米子市にて不動産会社として活動しているため、賃貸経営についてお悩みがある方はお気軽にご相談ください。

2021.02.19

不動産コラム

一戸建て住宅を賃貸経営しようとご検討中の方はいらっしゃいませんか。
使用しなくなった住宅があるため、賃貸として貸し出そうとご検討中の方もいらっしゃるでしょう。
しかし、戸建ては儲かるのか不安であるという方もいらっしゃると思います。
そのため、本記事では戸建て住宅の賃貸経営についてご紹介します。

□戸建て住宅は儲かるのか

はじめに、戸建て住宅の賃貸経営は儲かるのかどうかについて解説します。
やはり、賃貸経営をするうえで気になるのが収益をあげられるかどうかですよね。
戸建ての賃貸経営をしようとされている方の中には、戸建ては儲からないと聞き不安に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、近年では賃貸ニーズの多様化によって戸建ての賃貸需要が高まってきています。
そのため、結論としては十分儲けられます。
メリットとしては以下の点が挙げられます。

1つ目は、競合が少ないことです。
戸建ての賃貸は競合が少ないため、入居希望者が比較的見つかりやすいです。
また、先ほども述べたとおり現在は賃貸ニーズが多様化しており、戸建てのニーズは高まっています。

2つ目は、入居期間が長いことです。
戸建てに住む方は比較的長く住む傾向があります。
ご家族で住まれる方が多いため、子供が成人するまで引っ越さないという方もいます。
入居期間が長いということは、その期間は空室が発生せず収益が確保できます。
また、リフォームをする回数が減るため、支出も抑えられます。

3つ目は、将来売却もできることです。
戸建て賃貸は上記でも述べた通り長く住まれる方が多いため、入居者からそのまま購入したいといった申し出も多いです。

□戸建ての注意点について

上記では戸建ては儲かりやすく、メリットも多いことをご紹介しました。
しかし、戸建て経営にも注意するべきことがあります。

1つ目は、空室や家賃滞納のリスクが大きいことです。
入居者を確保しやすいのが戸建てのメリットですが、もし空室になってしまった場合は収益がゼロになってしまうというリスクもあります。
アパートなどでは1部屋でも入居者がいると収益は発生しますが、戸建てではゼロになってしまうため早めの入居者確保が重要です。

2つ目は、金利上昇時の負担が大きくなることです。
戸建て経営ではローンの金利が上昇した際に手元に残る金額が少なくなります。
現在の日本は比較的金利が低いですが、楽観視できる要素とは言えないでしょう。
そのため、可能であれば固定金利のローンを借りるようにしましょう。

□まとめ

本記事では、戸建て住宅は儲かるのか、また戸建て経営の際の注意点についてご紹介しました。
戸建て住宅を賃貸として貸し出そうとしている方は、ぜひ参考にしてください。
また、当社は米子市で不動産会社として活動しているため、何かわからないことがございましたらお気軽にご相談ください。

2021.02.15

不動産コラム

空き家をお持ちの方は、空き家を放置してしまうと固定資産税が高額になってしまうことをご存じでしょうか。
空き家をお持ちの方でも、そのことを知らないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、対策をすることで無駄な出費を抑えられます。
そのため、本記事では空き家の固定資産税についてご紹介します。

□空き家を放置すると

空き家をお持ちの方は、しっかりと管理をされているでしょうか。
現在日本では空き家の放置問題が深刻化しており、その数は年々増加しています。
そのため、政府はそのまま放置されることで倒壊あるいは保安上危険となる恐れのある状態または衛生上有害となる恐れのある状態などにある空き家を特定空き家として認定しています。
この特定空き家が、固定資産税が高くなる理由です。

具体的には、上記のような放置されている空き家は特定空き家として認定されると、本来の特例の適用が外され、その空き家の固定資産税が最大6倍にまで跳ね上がります。
つまり、本来受けられていた特例を特定空き家として認定されることで、特例適用外となってしまい固定資産税が高額になってしまいます。

□対策について

上記では、空き家を放置すると固定資産税が非常に高額になるとご紹介しました。
ではどのような対策をすれば良いのでしょうか。

まずは売却するという方法です。
空き家の状態が良いという方は、売却することをおすすめします。
しかし、空き家の状態が良い場合でも人口の少ない田舎にその空き家がある場合は、売れるまでに時間がかかる可能性があるため注意してください。

次は賃貸物件として貸し出すことです。
空き家を賃貸物件とすることで、固定資産税が高額になってしまうことを防げるうえに家賃収入が得られます。
しかし、賃貸物件として貸し出すためにはある程度の設備を整える必要があるため、場合によってはリフォームする必要があることをご理解ください。
また、不動産会社に賃貸経営を委託する管理委託という方法もあるため、ご興味のある方はぜひ一度不動産会社に相談してみましょう。

次に、親族の誰かが住むことです。
親族などの信頼できる人を住まわせることで、空き家ではなくなり特定空き家に指定される心配もなくなります。
しかし、親族の方の生活なども考慮して、本当に親族の方にとっても良いことなのか判断してから住んでもらいましょう。

□まとめ

本記事では、空き家の固定資産税についてご紹介しました。
空き家は放置すると固定資産税が高額になるため、できるだけ早めに対策しましょう。
また当社は米子市にて不動産会社として活動しているため、何かお困りの方はお気軽にご相談ください。

2021.02.11

不動産コラム

賃貸経営をされている方は、確定申告の際には青色申告がおすすめであることをご存じでしょうか。
しかし、確定申告についてあまりご存じでない方もいらっしゃると思います。
そのため、本記事ではなぜ青色申告がおすすめであるか、またその注意点について米子市の不動産会社である当社がご紹介します。

□青色申告とは

まずは、青色申告とはどのようなものであるかご紹介します。
青色申告とは確定申告の一種であり、条件を満たすことで申請できます。
青色申告には節税のための様々な優遇制度があり、さまざまなメリットがあります。

1つ目は、特別控除です。
青色申告をすることで、10万円の控除が受けられます。
また、事業の規模が大きいと判断された場合は、最大で65万円の控除も受けられます。
そのため、そこまで事業の規模が大きくない方にとっても、大きい方にとっても有り難い制度といえるでしょう。

2つ目は、経費に計上できる範囲が広いことです。
具体的には、減価償却費や、修繕費、損害保険料、租税公課、人件費、管理費など、非常にたくさんの項目を経費として計上できるため、税金で取られる額が低くなります。
またアパートやマンションを経営されている方は、条件を満たせば青色事業専従者給与を必要経費に計上できます。
配偶者に給与を支払っている方は、経費として計上できるため、その分所得の申告を少なくできます。

□青色申告をする際の注意点について

上記では青色申告のメリットについてご紹介しました。
しかし、青色申告を行うためには条件などがあります。
そのため、本記事では次にその条件についてご紹介します。

まずは、青色申告を行うためには所得税の青色申告承認申請書を税務署へ提出する必要があります。
提出期限は、青色申告を行う年の3月15日までです。
この申請を行わなければ青色申告は行えないため、申請し忘れることのないよう注意してください。

次に、記帳方法に関する条件です。
青色申告の場合は複式簿記での記帳が必須であり、売り上げや経費などを複式簿記で記帳し、損益計算書と貸借対照表を作成する必要があります。
また、帳簿や請求書などは確定申告書の提出期限から7年間保存する必要があることも注意してください。

次に貸付規模に関する条件です。
上記でご紹介した65万円の控除を受けるためには、事業的規模として認可される必要があります。
具体的には、独立家屋である場合は概ね5棟以上の貸付、またアパートやマンションである場合は概ね10室以上の賃貸が可能な独立した部屋があることで認可されます。

□まとめ

本記事では、賃貸経営における青色申告についてご紹介しました。
青色申告は有効活用することで非常に便利な制度となりますが、注意するべきことも多いためぜひ専門家に相談して行いましょう。

2021.02.07

不動産コラム

空き家をお持ちの方は、しっかりと維持されているでしょうか。
空き家を放置される方が増え、日本の空き家問題が深刻化しています。
また、空き家は通常の住宅より傷むのが早いと言われているため、しっかりと維持することが重要です。
本記事ではなぜ空き家は劣化が早いのか、また劣化を軽減させる方法についてご紹介します。

□空き家は劣化が早い

上記で述べたように空き家は一般的に通常の人が住んでいる住宅より劣化が早いと言われています。
では、なぜ劣化が早くなってしまうのでしょうか。
本記事ではその原因として考えられていることを3つご紹介します。

1つ目は、換気などによる空気の入れ替えが行われないことです。
人が生活している場合は、さまざまな方法で換気が行われます。
しかし、空き家の場合は換気が行われず、空気の流れが生じません。
そのため、梅雨時期などには湿気がこもりカビなどが繁殖しやすくなり、住宅の基礎部分の木材を腐らせてしまいます。

2つ目は、掃除がされないことです。
人が生活している場合は定期的な掃除が行われますが、空き家の場合は掃除がされなくなり、チリやほこりがたまりやすくなります。
そして、それらを餌とする虫やカビが繁殖します。
特にカビなどは換気がされない中湿度が高くなってしまうことで、一気に繁殖してしまいます。

3つ目は、修繕されないことです。
人が生活している場合は雨漏りや地震などで住宅の一部が損傷した際は修繕がすぐに行われますが、空き家の場合は損傷箇所が放置されてしまいます。
そのため、損傷箇所から雨風が侵入し劣化速度を早めてしまします。

□劣化を軽減させるためには

上記ではなぜ空き家の劣化が早いのかについてご紹介しました。
次に、どのようにして劣化を軽減させるかについて、その方法を3つご紹介します。

1つ目は、定期的な換気を行うことです。
上記でもご紹介したとおり、換気をして空気の流れを生じさせることで劣化の速度は遅らせられます。
具体的には、1カ月に1回は換気をするようにしましょう。
ご自身で換気を行うために通えないという方は、管理会社の方に依頼しましょう。

2つ目は、定期的に通水することです。
水道管に溜まっている水を全て流すことで、水道管のサビを洗い流せます。
具体的には、家中の蛇口をひねって1分ほど水を流しっぱなしにしてください。
また、水道に関しては解約してしまうと水を流せなくなるため、可能な限り契約は残しておきましょう。

3つ目は、定期的なメンテナンスを行うことです。
具体的には、定期的な清掃や修繕を行ってください。
劣化の状態がひどい場合は、リフォームや売却などを視野に入れましょう。

□まとめ

本記事では空き家がなぜ劣化しやすいのか、劣化を軽減させる方法についてご紹介しました。
定期的な換気、通水、メンテナンスを行って、少しでも長く維持できるようにしましょう。
また、当社は米子市で不動産会社として活動しているため、空き家についてお困りの方はお気軽にご相談ください。

2021.02.04

不動産コラム

賃貸経営されている方は、成功するためにはコツがあることをご存じでしょうか。
近年副業として注目されている賃貸経営ですが、コツを押さえることでより経営がしやすくなります。
そこで本記事では、賃貸経営する際のコツについてご紹介します。

□賃貸経営で成功するためのコツとは

賃貸経営を成功させるためのコツについて、本記事では5つご紹介します。
これから賃貸経営を始められる方、既に始めているけれどうまくいっていない方は、ぜひご覧ください。

1つ目は、土地選びについてです。
土地選びの際の重要なポイントは、まずターゲットとなる入居者像を明確にすることです。
ターゲットを明確にすると、入居者のニーズを押さえやすく、入居者同士の紹介につながるメリットがあります。
また、似たような境遇の方が住んでいるため、ターゲットを定めていない住宅より空室率を抑えられるでしょう。

2つ目は、空室対策についてです。
空室対策の具体的な方法は、人気の高い立地に住宅を立てる、借り手にマイナスと評価される箇所を修繕する、広告に力を入れる、入居者の要望に真摯(しんし)に向き合うことが挙げられます。
空室対策は、みなさんの状況だけでなく、どのような場所にあるのか、築年数は何年なのかをはじめとした条件によって異なるため、空室対策する際は一度専門家に相談しましょう。

3つ目は、会社選びについてです。
成功させるためには、パートナーとなる不動産会社の力も必要です。
そのため、依頼する会社は慎重に選ぶようにしましょう。
また、その際にイメージや口コミだけで決めるのでなく、企画提案力や対応の良し悪しなど総合的に評価することをおすすめします。

4つ目は、税金控除についてです。
利益を出すためには、税金の控除を活用することが重要です。
具体的には、確定申告の際に白色申告から青色申告に変更すると控除が受けられます。
また、経費にできるものをあらかじめ調べておくことも大切でしょう。

税金についてご自身で調べている際に、ご不明な点がございましたら当社までご相談ください。

5つ目は、出口戦略についてです。
出口戦略とは、賃貸経営をいつまで行うかの計画を指します。
賃貸経営で成功される方の特徴の1つが、この出口戦略をしっかりと持っていることです。

手放すタイミングとしては、大掛かりな修繕が必要である時、空室期間が長い時、物件価格が高騰している時などがありますが、絶対的なタイミングは存在しません。
そのため出口戦略についてお悩みの方は、一度不動産会社に相談してみましょう。

□まとめ

今回は、賃貸経営で成功するためのポイントについてご紹介しました。
本記事では簡易的にご紹介しましたが、実際に賃貸経営される方は、専門家にしっかり相談して計画を立てると安心でしょう。
また、当社は米子市で不動産経営のサポートをしておりますので、お気軽にご相談ください。

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